従来あったシュガーレスガムは代用糖(アスパルテーム、ステビオサイト、麦芽糖など)を用いており砂糖より虫歯菌が酸を作りにくいだけのものです。それ
に対してキシリトール(本当は糖類でなく糖アルコールというものに分類され
る)は虫歯菌が栄養にしようと取り込んだとしても酸を産生できないばかりで
なく生理的再石灰化を助け、唾液タンパクを保護する働きもあるという夢の
虫歯抑制剤なのです。しかも砂糖のかわりになるほど十分に甘い。また、キ
シリトールの中で育った虫歯菌はデキストランなどのねばねばした物質をつ
くることができないので、簡単に唾液に流されてしまうようになるのです。
キシリトールを常用することでプラークを半分にする事が可能です。
一か月も使用すると口の中のねばつきが減るのを実感できるはずです。
ある実験ではキシリトールガムの虫歯抑制率は71パーセントであるとでて
います。この数字がいかに凄いかというと、フッ素でさえ40〜60%しか抑制
できないのにその二倍近い抑制率をあげているのです。
キシリトールQ&A
Q.キシリトールを取っても砂糖も食べていたのでは効果はないのですか?
A.そんなことはありません。実験でも砂糖併用していても虫歯は減っています。
結局キシリトールを栄養分として取り込んだ虫歯菌は弱くなって虫歯を作れなく
なってしまうのです。
Q.キシリトールは虫歯菌を減らすというのなら人体にも害があるのではないですか?
A.生理的な代謝で分解されるもので安全です。ただ大量に取ると(例えば当院で売って
いるガムを一日に20ケース、240個食べるような事があると)下痢をします。
ソ連や北欧では糖尿病の治療に使われている程で心配はいらないでしょう。